たかが「独標」?されど「独標」? ― 2010年10月01日 00時50分13秒
が、日頃の行いのおかげでしょうか?
朝起きて「西穂高岳でも行ってみるか!」と思ったこの29日は快晴でした。
まぁ、朝起きて思いついたもんでロープーウェイ降り場から歩き始めたのは12時過ぎ。
相変わらず山を舐めて・・・ませんよ。
ロープーウェイ降り場から西穂山荘まで55分。
西穂山荘から独標まで56分。
頂上じゃない「独標」ってなに?
実は行くまで知らなかった。いや、行った今でもよく分からん。笑
「所詮、頂上じゃないんでしょ。」
そう、結構なめてかかってた。
だって3000mないんでしょ、よく穂高連峰初心者はまず西穂の独標っていうじゃない?いわない?
山荘ちょい手前で出会ったおじさんにも「西穂山荘から30分くらいだよ。」ってお気楽にいわれたし、それなら!と休憩も挟まず一気に登頂。笑
でも言い訳を一つ。
雪スナフは基本、山登りでは休憩しません。だって歩みを止めちゃうとそれまでのリズムが崩れるし、止まって座り込んじゃうと体温下がって体が動かしにくくなるし、余計しんどいじゃないっすか。なので最初から無理をせゆっくりペースで、どうしても疲れたら止まりきらないで1cm1mmでも足踏み程度でも体を動かし続けるという登り方なんです。
まぁ、人それぞれですから。マネしないように。笑
てなわけで、30分といわれた「独標」にはなかなかたどり着けず、しかも最後の最後でこんなに本格的(?)に岩登りになるとは思ってもなかった。
なんせ雪スナフ、超足短いっすから。笑
劔岳でも岩場で足が届かなくてパニック寸前だったもんな。
たかが「独標」だなんていってゴメン。
まぁ、そんなこんなで無事登頂しました。
ほんのり色付いた山の緑、眼下に大正池、秋の雲に澄んだ空、蒼く輝く峰。
ここは・・・極楽浄土か。
なんとか2時間以内でゴール!そして1時間半で下山。登頂直後少しガスが流れて来たのと、帰りのロープーウェイ&バスのこと考えてトンボ返りたぁ、このことさ。笑
ってか、もっと早い時間に登って来いってな。
そして持って来た「お手製カツサンド」食べるタイミングなくて山ではなくバス停で食べた・・・ちょい悲しい
でも、やっぱ山っていい!!!
しみじみ感じた雪スナフでした。